【田原市で市営住宅(県営住宅)の家賃は?入居条件は?母子家庭でも申請可?】などの疑問が5分で分かる!


■田原市で市営住宅と県営住宅の入居条件は?



田原市で市営住宅と県営住宅の入居条件は基本的には以下の通りです。(※自治体によって多少異なりますので、詳しくは田原市名の役所でご確認ください。)

市営住宅や県営住宅というのは基本的に「低所得で住宅に困窮していること」が入居資格です。

具体的に言うと
  • 一般世帯:(世帯の総所得額-諸控除)/12ヶ月 = 月収158,000円以下
  • 裁量世帯:月収214,000円以下(※裁量世帯とは60歳以上・障害者世帯・中学校卒業までの子供がいる世帯のことです。)
  • 現に住宅に困っていることが明らかな者
  • 同居人がいること。ただし条件によっては単身可(60歳以上の高齢者、障碍者、生活保護受給者、DV被害者など。一部田原市において若年層。)
  • 反社会的でないこと
  • 市営住宅の場合は地方税の滞納がないこと

というわけで基本的には田原市では低所得で住宅に困窮していることが入居の必須条件ということです。


■田原市で市営住宅と県営住宅の入居枠について


田原市で市営住宅と県営住宅の入居枠には優先入居枠(一般枠には福祉枠)と一般枠があります。

優先入居枠

  • 60歳以上
  • 母子世帯
  • 生活保護世帯
  • 障がい者世帯
  • ハンセン病世帯
  • 犯罪被害者世帯
  • DV被害者世帯
  • 戦傷病者世帯など
社会的不利な立場におかれている方が優先されます。

一般枠

  • 複数家族
  • 若年単身層
  • 田原市によっては期限付きで新婚・子育て世帯
です。


■田原市の市営住宅と県営住宅の違いって?


市営住宅は市が運営しており、県営住宅は県が運営しており、特別に大きな違いはありません。

ただし入居条件がやや異なっており、市営住宅の入居資格のほうが県営住宅と比べて少し厳しい傾向にあるようです。

市営住宅の入居条件が厳しいというのは、自治体によっては、市営の場合だと収入ゼロだと入居できなかったり、保証人が必要だったり、市内に住所もしくは勤務先が必要だったりするからです。

しかし、市営住宅は入居条件は厳しくなりますが、毎月申し込めるためチャンスは広がっています。

また家賃ですが市営住宅も県営住宅も、前年度の所得によって決まるため市営だから安いとか、県営だから安いということはないので安心してください。

また市営住宅も県営住宅も敷金が1~3ヵ月分発生します。



■田原市で市営住宅の家賃はいくらくらい?



本当にザックリな目安ですが、家賃は安くて0円~高くて5万代が一般的なようです。

具体的に家賃がどう決まるかというと、家賃は以下の掛け算となってます。

家賃=①あなたの所得×②田原市の土地の価値×③部屋の広さ×④築年数×⑤利便性

つまり、あなたの所得×駅から近い・まだ新しい・部屋数が多い・田原市の土地評価額が高いと家賃は高くなっていきます。

所得は前年度が参照されるため、例えば、今年仕事を辞めてしまったり、収入が下がってしまったりした場合はどうすればいいでしょうか?

生活が厳しい場合は特例措置として減免措置があります。


●家賃の3分の1が減免となる場合


  • 退職・離職等で収入が著しく低額となったとき
  • 疾病により医療費が多額となったとき
  • 災害により著しく損害を受けたとき



●家賃の3分の1もしくは2分の1が減免となる場合


  • 障がい者がいる世帯
  • ひとり親世帯
  • 高齢者のみの世帯
  • 戦傷病者がいる世帯
  • 引揚者世帯





■田原市の市営住宅と県営住宅のメリットとデメリット


メリットは何と言っても金銭面でしょう。

  • 家賃がとにかく安い
  • 礼金や更新料がない
  • 定期的にリフォームをしてくれる
  • 苦情の対応
  • 管理が行き届いている


デメリットは、居住人とのコミュニケーションの煩わしさがあるかもしれません。毎月の掃除、ゴミ当番、ゴミ捨て場掃除、資源ゴミ当番、総会などどうしてもコミュニケーションをとる必要があります。

田原市によっては自分で住みたい場所が決められないなどもあるようです。



■田原市の市営住宅と県営住宅の申し込み方法




参考画像は山形県酒田市の市営住宅申込みステップです。

大雑把には、

  1. 田原市にある最寄りの役所へ電話または直接行く
  2. 抽選申込書を貰い提出する
  3. 抽選会
  4. 結果(仮当選 or 落選)
  5. 当選したら住宅申込書の提出
  6. 資格審査
  7. 結果(合格 or 不合格)


といった流れです。5の入居審査にあたってはいくつかの書類が必要になります。

具体的には、住民票謄本(とうほん)、収入証明書類、都道府県税や市町村税などの納税証明書、婚姻証明書、婚姻同居誓約書、戸籍謄本などです。

またこのほかにも保証人に関わる書類や持ち家の売却に関わる書類や家賃証明などが必要になる場合があります。

そして、全ての審査を通過すると2か月ほど目安で市営住宅/県営住宅に入居することができます。

わからないことがあったら、田原市の役所に電話で聞いて下さい。



■田原市で市営住宅と県営住宅の申込みに不利な条件ってあるの?


申込みに不利な条件というのは、

  • 高所得世帯
  • 税金を収めていない
  • 反社会的勢力
  • 生活に困窮していない
  • 貯金や土地住宅など資産がある


つまり生活に困窮していないと見なされた場合は不利です。



最後に。田原市で市営住宅と県営住宅を探す方に


田原市で市営住宅/県営住宅に入居を考えている方に知って欲しいことがあります。

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